学習

【おすすめ子育て本】頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある 紹介記事タイトル画像

はじめに

今回は、個別指導教室SS‐1の創設者である小川大介さんが「辞書」「地図」「図鑑」をどのように子育てに活用するか、について書かれた本を紹介します。

Toshi
頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある 表紙
  • タイトル
    頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある
  • 著者
    小川大介
  • 発売日
    2016/3/23
  • 出版社による紹介文
    頭がいい子になるかどうか…それは家庭環境がカギ!
    家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく!
    どういう辞書・地図・図鑑を選べばいいのか、どうしたら効果的に使えるのか。「中学受験のプロ」として個別指導教室代表を務める著者が、学力向上につながる家庭環境のつくり方を具体的に余すところなく解説。
    ◎生活のメインスペースを知的好奇心の“発信地"に
    ◎図鑑は知識を増やす最強のビジュアルツール
    ◎「ザ・図鑑タイプ」は「見比べる」楽しさ満載
    ◎遊ぶうちに日本地図が大好きになるアイテム
    ◎地球儀ほど頭のよくなるツールはない!
    ◎漢字辞典は語彙力アップの切り札……etc.

Amazon

楽天市場

まずはこの本をどんな人にオススメしたいかについてまとめたので、知りたいこととマッチするかをチェックしてみてくださいね。

Toshi

こんな人に読んでほしい

  • 子ども部屋よりリビング学習が良いとされる理由を知りたい人
  • なぜ「辞書」「地図」「図鑑」が必要なのか知りたい人
  • 「辞書」「地図」「図鑑」を子どもに使ってもらう方法を知りたい人

図鑑を何冊か買ってみたものの、完全に置きものと化していますね。

この本では、どのようなステップを踏めば子どもが図鑑を好きになるかについても書かれていますので是非読んでみてほしいです。

Toshi

どうしておすすめなの?

①子ども部屋よりリビング学習が良いとされる理由を知りたい人

この本には、「辞書」「地図」「図鑑」を活用する方法が詳しく書かれていますが、共通して「リビングに置いてあること」を前提としています。
なぜリビングなのか、という点について著者はこの本の最初の章で説明しています。

著者いわく、「リビングは親がどんな環境をわが子に与えたいか、その意思が端的に表れる場所」とのこと。
そのリビングにどんなものが置いてあるかが、子どもの頭の良さと大きな関係を持つということです。

また、ひと昔前までは、子どもにとって良い学習環境とは独立した部屋を与えることと考える傾向があったけれど、近年の傾向では、リビングで勉強した子の方が学力をつけている、ということがわかっているそうです。

そのような「リビング環境と学力の関係」について書かれてある点で、特に「子ども部屋で勉強」という既成概念を持っている方には読んでみてほしい本です。

② なぜ「辞書」「地図」「図鑑」が必要なのか知りたい人

「受験に必要な学力の軸である国語・算数よりも、地図や図鑑なの?」という点について、著者は一流校がどんな人材を求めているか、ということを説明しつつ述べられています。
一流校は「将来的に羽ばたいていけるような人材」を求めており、それは「科目の協会を超えた総合的な思考力を持つ人材」であるとのことです。

地図や図鑑はどちらかと言えば社会や理科といった科目に通じるものですね。
著者はこれらの科目を「生きていくうえで大事な力を授けてくれる科目」と書かれています。
暗記された知識だけでなく、人としての幅をどれだけ持っているかが重要とのことです。

また、地図・辞書・図鑑をどう組み合わせて使うと効果的か、という点も詳しく説明してありますので、「図鑑はあるけど、地図はまだ用意していなかったな」と言った方に読んでみて欲しい内容です。

③「辞書」「地図」「図鑑」を子どもに使ってもらう方法を知りたい人

「図鑑を買ったけどまったく使っていない」というケース、ありますよね。
著者も「リビングに置いただけで使うということはない」と書かれています。

それでは、どうすれば子どもが辞書・地図・図鑑を活用するようになるのか、という疑問に対してこの本はその方法を教えてくれています。

具体的には、図鑑なら「慣れる」→「楽しむ」→「深める」というステップを踏むことで、子どもが図鑑を好きになるようになると書かれています。
その中で、どのような絵本から図鑑に徐々に段階を踏んでいけばよいのかということが詳しく説明されていてとても参考になります。

地図と辞書についても、親子の会話で意識しておくと良いこと、どのような位置に置いておけばよいかなどのコツを知ることができます。

まとめ

著者はこの本の中で、「子どもが『知りたい!』と思った瞬間にそのタイミングを逃さずすぐに情報に触れられる環境づくりが大切」ということを書かれていました。
また「子どもは目覚めている時間はすべて学びの時間」とも書かれていて、いかに子どもの知的好奇心に応えられる環境を作ってあげられるかがとても大切なのだと思いました。

Toshi

本格的な図鑑に辿り着くまでの絵本やおもしろ図鑑についてたくさん紹介されていてとても参考になりました。
早速実践してみます!

あわせて読みたい

【書籍紹介】読書をする子は〇〇がすごい

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある 表紙
  • タイトル
    頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある
  • 著者
    小川大介
  • 発売日
    2016/3/23
  • 出版社による紹介文
    頭がいい子になるかどうか…それは家庭環境がカギ!
    家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく!
    どういう辞書・地図・図鑑を選べばいいのか、どうしたら効果的に使えるのか。「中学受験のプロ」として個別指導教室代表を務める著者が、学力向上につながる家庭環境のつくり方を具体的に余すところなく解説。
    ◎生活のメインスペースを知的好奇心の“発信地"に
    ◎図鑑は知識を増やす最強のビジュアルツール
    ◎「ザ・図鑑タイプ」は「見比べる」楽しさ満載
    ◎遊ぶうちに日本地図が大好きになるアイテム
    ◎地球儀ほど頭のよくなるツールはない!
    ◎漢字辞典は語彙力アップの切り札……etc.

Amazon

楽天市場

  • この記事を書いた人

Toshi

横浜市在住。普段は業務改善・問題解決を専門とする人。2児の父。
モンテッソーリ教育を受ける我が子を観察しつつ育児の参考になる書籍を年間50冊読み独自に分析。
世の中のパパ・ママが「子育てのこんなこと知りたい」と思った時にすぐ情報に辿りつける仕組みがあればいいのに、と思ったのがこのサイトのはじまり。

-学習